アメリカの作曲家

アンタイル ジャズ交響曲(T・トーマス)

CD

 ■ G・アンタイル作曲/ジャズ交響曲

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 ▲ M・ティルソン=トーマス指揮/ニュー・ワールド・シンフォニー

 1997年録音。

 私はこのCDで初めて名前を知ったのだけれども、アンタイルは1900年生まれのアメリカの作曲家(ドイツ系ユダヤ人)。

 聴く前は、同年代に書かれたガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」みたいな感じの曲かと思いきや、冒頭こそ気楽な感じで始まるけれども、その後のピアノのソロあたりからガンガン攻めてきて、終始、刺激的な音楽が展開する。

 途中のアドリブ風トランペットのソロもイカしている。しかしながら、最後は何の変哲もないワルツでシラっと終わってしまう。

 もちろん、指揮者のT・トーマスやプレイヤー(ソリスト)のおかげもあると思うけれど、何とも面白い音楽なのだ。

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スーザ・セレブレーション(K・ヤルヴィ)

CD

 ■ スーザ・セレブレーション

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 ▲ クリスチャン・ヤルヴィ指揮/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団

 2016年録音。

 オーケストラによるスーザ作品集。全17曲のうちマーチは7曲。なので『マーチ集』というのは当たらず、様々な音楽が収録されています。

 収録曲は以下の通り(画像クリックで拡大します)。

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 それぞれの曲にきちんと編曲者(オーケストレーション)名が記載されていて、その中には吹奏楽版の校訂でも知られる、ブライオンやシッセルの名前もあります。

 ちなみに、「『西世界の住人達』組曲」はスーザ楽団の演奏旅行のために作曲された、 "The Red Man" "The White Man" "The Black Man" の3曲からなる珍品。

 ヤルヴィのスタンスは、スーザは単なる『アメリカ音楽』ではなくて、ヨーロッパの伝統的な大衆音楽(マーチやワルツ)の延長線上にある音楽。

 なので単純で元気なイケイケ風ではなく、シュトラウス一家の音楽を聴いているような優雅さ、品の良さを感じる。

 マーチについては一家言ある愛好家には色々と言いたいこともあるかもしれないけれど、1曲1曲丁寧に仕上がられているし、変化に富んだ音楽、オーケストレーション。また2曲の「ユーモレスク」での『仕掛け』など、オーケストラ作品集として率直に楽しめる。

 指揮のクリスチャンはヤルヴィ一家、ネーメの息子で、パーヴォの弟。3者3様の活躍をされていて何よりです。

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グローフェ ミシシッピ組曲

CD

 ■ F・グローフェ作曲/ミシシッピ組曲

 1.川の父 (Father of Waters)
 2.ハックルベリー・フィン (Huckleberry Finn)
 3.懐かしきクレオールの時代 (Old Creole Days)
 4.マルディ・グラ (Mardi Gras)

 【オーケストラ版】

 私が所有しているのは以下の2種類。

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 ▲ ウィリアム・T・ストロンバーグ指揮/ボーンマス交響楽団 【A】

 収録されている「ナイアガラ大瀑布」組曲にちなんで、ナイアガラの滝がデザインされている。


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 ▲ K・ロックハート指揮/ボストン・ポップス管弦楽団 【B】

 "American Visions" というタイトルのアルバム。吹奏楽でもお馴染みの作曲家、ロイ・ネルソン作曲の "Savannah River Holiday" という曲も収録されている。指揮者のロックハートはなかなかの男前。

 で、この2つの録音、オーケストレーションが大きく異なっている。『手を加える』というレベルではないので、スコア(版)そのものが違うようだ。

 例えば1曲目。冒頭の金管のコラールに続くテーマ。「A」はホルンによって奏されるけれども、「B」では弦楽器。

 3曲目のイングリッシュ・ホルンのソロは、「B」では後半部はトロンボーン(?)によって演奏される。

 終曲のエンディングも異なっていて、その他、書き出したらキリがなく、ほとんど別物と言える。

 総じて「B」の方が、現代風に洗練されたオーケストレーションではある。

 ただ、個人的には、どこか垢抜けしないけれども、雰囲気のある「A」の方が好きだ。演奏そのものも、あっけらかんと、陽気で開放的な感じが楽しい。


  追記

 以下の録音を入手しました。

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 ▲ フェリックス・スラットキン指揮/ハリウッド・ボウル交響楽団

 1956年録音。フェリックス・スラットキンはレナード・スラットキンの父上。

 使用しているスコアは(おそらく)「A」と同じ。ということは、オリジナル版を除けば2種類のバージョンが存在するということか。

 演奏はよりリラックスした大らかなもの。ビブラートを目いっぱいかけたトランペットなど、いかにも『ポップス・オーケストラ』といった雰囲気が楽しめます。

 カップリングは「グランドキャニオン組曲」と、作曲者自身の指揮による「デスバレー組曲」と「豪雨」(「グランドキャニオン組曲」から)。


 【オリジナル版】

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 ▲ スティーヴン・リッチマン指揮/ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク

 P・ホワイトマン楽団のために書かれたオリジナル版による演奏。

 有名な「グランド・キャニオン」や、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」も、元はこの楽団(編成)のために作曲されている。

 編成としては、フルート、ホルンが無い代わりに、サキソフォン、バンジョーが加わっていて、弦は小人数(この録音では 6+2+2+1)。

 で、これがとても面白いのだ。

 第3楽章はトロンボーン(ミュート付)とサキソフォンがメロディを担当。第4楽章の有名なテーマをバンジョーが演奏すると、抜群の雰囲気が出る(想像してみてください)。

 陽気な楽しさだけではなく、第1、3楽章のノスタルジックな雰囲気も格別で、これこそが、この曲の魅力なのかもしれない。

 しかし、何故か最後に銅鑼が...「?」。

 同じCDに同様編成による「グランド・キャニオン」も収録されているけれど、こちらはそれほどでもない(部分的には面白いけれども)。

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 P・ホワイトマン楽団。スーザフォンらしき楽器も見えます。


 【吹奏楽版】

 ブレーン社から森田一浩編曲による吹奏楽版が出版されています。

 以前、ビムズ・エディションからレンタルされていた時は、第1~3楽章は森田一浩編曲、第4楽章は瀬尾宗利編曲による『合作』だったけれども、これは全て森田氏の編曲で、さらに既存の第1~3楽章も見直されているとのこと。

 スコアに記載されている森田氏による「解説」では、この曲には複数の版(オーケストレーション)が存在しており、この編曲はそれらを比較しながら行ったために、「すべてに合致する特定の原典は存在しない」とあります。

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グローフェ グランド・キャニオン組曲

CD

 ■ F・グローフェ作曲/グランド・キャニオン(大峡谷)組曲

  1.日の出
  2.赤い砂漠
  3.山道を行く
  4.日没
  5.豪雨

 何と言っても有名なのが「3」で、誰もがどこかで一度は耳にした曲ではなかろうか。

 8分の6拍子のメロディと、2分の2拍子の伴奏(蹄の音)の組み合わせが絶妙で、とぼけた感じが何とも可笑しい。もし、伴奏も8分の6拍子だったら、この面白さは出なかったろう。

 ちなみに、「カポカポ」鳴っている蹄の音の楽器(?)指定は "Cocoanut Shells"(ココナッツの殻?) となっています(音は4つ)。

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 ここに重なってくる第2のテーマ(西部劇風)ものんびりとしてのどかで、一点の陰も不安もない。

 「夜明け」冒頭のピッコロのソロにしても、「豪雨」にしても、多分に戯画的であり映画的。

 これを「ダフニスとクロエ」(の「夜明け」)や「アルプス交響曲」などと同列に扱うものではなかろう。

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 ▲ M・グールド指揮/ヒズ・オーケストラ

 この曲、(いわゆる)シンフォニックな演奏は、どうも居心地が悪いことが多い。演奏する方も聴く方も、気楽なリラックスした雰囲気がほしいのだ。

 で、このグールド盤。純粋なオーケストラ演奏(スコアの再現)として聴けば色々あるかもしれないけれども、雰囲気は抜群。

 フィナーレで嵐が去った後に「3」のメロディが再現する部分では、雄大なグランドキャニオンの風景が(写真でしか見たことがないけれど)目の前に広がってくるようだ。

 自分の立ち位置をしっかりと確保していて、こういう演奏でこそ楽しめる曲だと思う。


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 ▲ E・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団

 オケを豊かに、また豪快に鳴らし、歌い、余計な小細工もないストレート勝負。曲とこのコンビのキャラがピッタリと一致している。

 国内廉価盤。見た目は駅前のワゴンセールで売っているような体裁だけれども、演奏はバツグン。まずどれか1枚ということなら、これ。


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 ▲ E・カンゼル指揮/シンシナティ・ポップス管弦楽団

 明るく瑞々しいサウンド。ケバケバしさはない。特に「日没」がいい。

 冒頭の「ppp」で始まるティンパニと弦のフラジオレットは殆ど聞こえないくらい。その後のクラリネットも最弱奏。

 多分に音響的なデモンストレーションのようなところもあり(元々、テラークはそれが売りだったし)、「豪雨」ではウィンド・マシーンが前面に出て、また本物の「雷鳴」入りの別トラックも付いている。

 ちなみに、オーマンディ盤やグールド盤では、ウィンド・マシンは殆ど聞こえません。


 【オリジナル版】

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 ▲ スティーヴン・リッチマン指揮/ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク

 P・ホワイトマン楽団のために書かれたオリジナル版での演奏。

 「ミシシッピ組曲」ほどの面白さは無いけれども、興味のある方は是非。

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 P・ホワイトマンと彼の楽団(1925年ころ撮影)。

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W・シューマン ニューイングランド三部作(コステラネッツ)

CD

 ■ W・シューマン作曲/ニューイングランド三部作

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 ▲ A・コステラネッツ指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック

 1958年録音。
 
 この曲はコステラネッツの委嘱により作曲され、1956年10月28日にコステラネッツ指揮のマイアミ大学交響楽団によって初演されている(ニューヨーク初演は同じ年の11月3日)。

  1.喜びあれ、アメリカ
  2.イエス、涙を流し給うとき
  3.チェスター

 作曲者自身による吹奏楽版もあって、中でも「チェスター」は独立して、かつては頻繁に演奏されていました。

 なお、吹奏楽版は原曲よりも拡大して再構成されていて、演奏時間も長い(「チェスター」はほとんど2倍)。

 例えば「チェスター」冒頭のコラールは、原曲では木管楽器によって1回だけ演奏されるけれど、吹奏楽版ではもう1回、全奏で繰り返される。

 「イエス…」のオーボエとファゴットのソロは、吹奏楽版ではコルネットとユーフォニウム。

 オケ版(原曲)はコンパクトではあるけれども、「チェスター」などはあっという間に終わってしまう感じもする。

 「1」はティンパニが大活躍。「3」の後半は『軍楽風』に勇ましい。

 コステラネッツというと『ライト・ミュージック(=軽い)』という印象があって、この演奏も最初は全く期待していなかったのだけれども、聴いてみると、これがとてもイイ。

 オケがニューヨーク・フィル(バーンスタイン時代が始まった頃)ということもあるのだろうけれども、パワフルでメリハリがあり、「チェスター」も勢いがある。筋肉質なサウンドのブラス。2曲目も意外に起伏のある音楽を作っている。

 元々録音の数が多い曲ではないけれども、単に『委嘱者/初演者による』という以上の素晴らしい演奏。

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M・グールド アメリカン・サリュート(吹奏楽)

 ■ M・グールド作曲/アメリカン・サリュート

 原曲はオーケストラ曲で、吹奏楽版の編曲はフィリップ・ラング。

 ハープのパートが無かったり、弦楽器パートが木管ではなく金管楽器に移されていたり、アーティキュレーションが異なっていたり...いわゆる『原曲に忠実な』(それがいいというのでは全く無くて)アレンジとは異なる。

 ただ、吹奏楽作品としてとてもよく書けていると思うし、「オリジナル作品」と言われても違和感は無い。

 メロディ(「ジョニーが凱旋するとき」)は変形されて、合計7回現れるけれども、調性は都度異なっている。

  1.ホ短調(ファゴット3重奏)
  2.二短調(イングリッシュ・ホルン)
  3.ヘ短調(ホルン、サックスなど中低音楽器)
  4.変ホ短調(木管)
  5.ハ短調(全奏)
  6.ニ短調(全奏)
  7.ト短調(トランペットとトロンボーン)

 ちなみに、出版譜(Belwin版)のフル・スコアには144小節目に全休止が入っているけれども、これは明らかにミス・プリント。パート譜には含まれていません。

 その昔は、国内版(音楽之友社?)の楽譜が出版されていて、学生時代に演奏したこともある(でも、3本のファゴットはどうしたのか...全く記憶に無い)。

 当時は吹奏楽の重要なレパートリーの一つであって、今でもそれに変わりはないと思うけれど、様々な曲に駆逐され、演奏頻度は格段に低くなっているように思う。

 私が最初にこの吹奏楽版を聴いたのは、「コンクール自由曲集」といった類のLPで、付録としてコンデンス・スコアが付いていた。演奏者は覚えていないのだけど、佼成WOにしても、フェネル時代よりはるかに以前の話。

 しかしながら、演奏そのものは『参考演奏』に近く、結局、いつも聴いていたのは、オーマンディ&フィラデルフィア管によるオケ版のLPだった。

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 ▲ E・コーポロン指揮/シンシナティ・ウインド・シンフォニー

 私が所有している吹奏楽版のCDは、コーポロン&シンシナティWSによるもの。

 原曲(オケ版)の様な繊細さ、表現の幅は無いけれども、決して熱くなり過ぎない、よくまとまった演奏で、もちろん、観賞用としても楽しめる。ちなみに、サックス・セクションが細かい音符をキッチリ演奏しているのに感激してしまった。

オケ版についてはこちら

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M・グールド アメリカン・サリュート

CD

 ■ M・グールド作曲/アメリンカン・サリュート

 「ジョニーが凱旋する時(When Johnny Comes Marching Home)」という、アメリカ南北戦争時代にP・ギルモアが作曲した歌をベースにした管弦楽曲。

 一種のバリエーションになっていて、メロディは変奏されて7回繰り返される。

 作曲当時(1943年)は第二次世界大戦の最中。「凱旋」と言うと晴れがましい勝利の気分を想像するけれども、単純なイケイケの戦意高揚音楽とも感じられない。悲壮感もあり、どこかシニカルでもある。

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 ▲ クチャル指揮/ウクライナ国立交響楽団

 NAXOS盤の「グールド作品集」に収録。しかし、なぜグールドをこのコンビなのか。案の定、重い。

 イングリッシュ・ホルンがメロディを演奏する部分では、鉄琴パートをチャイム(鐘)で演奏している。


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 ▲ E・カンゼル指揮/シンシナティ・ポップス

 明るいサウンド。遅めのテンポで丁寧に演奏しているけれど、ちょっと落ち着きすぎの感も。


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 ▲ L・スラトキン指揮/セントルイス交響楽団

 テンポ感もいいし、とてもよくまとまっていて、イチ推し。


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 ▲ A・フィードラー指揮/ボストン・ポップス管弦楽団

 少々荒っぽいけれども、ラフで大雑把な雰囲気が、いかにも『アメリカ的』な感じがする。とても好きな演奏。


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 ▲ E・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団

 遅めのテンポで、堂々とした力強さがある。決して熱くなり過ぎない。オーケストラの鳴り(特に弦楽器)は、さすが素晴らしい。意外に雑な所もあって、小太鼓が飛び出したり、トランペットの音がひっくり返ったりしている。


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 ▲ コーポロン指揮/シンシナティ・ウィンド・シンフォニー

 P・ラング編曲による吹奏楽版。実際、吹奏楽で演奏される機会がほとんどだと思うけれども(少なくとも日本では)、曲が曲だけに十分楽しめる。

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ハンソン ディエス・ナタリス

CD

 ■ H・ハンソン作曲/ディエス・ナタリス

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 ▲ D・ハンスバーガー指揮/イーストマン・ウィンド・アンサンブル

 1984(?)年録音。

 「タイトルはラテン語で『誕生の日』という意味があり、これはキリストの降誕、すなわちクリスマスを意味する」...とのことです。

 ルーテル教会の聖歌に基づく、主題と変奏、フィナーレから成る曲。

 オーケストラ曲からの改作で、変奏が一部カットされてコンパクトになっている。聴き慣れたせいか、私は吹奏楽版の方が好き。

 静かなティンパニのリズムから、鐘の音を模したハーモニー。音楽が次第に高まり、メイン・テーマであるコラール(聖歌)の旋律へと導く。

 5つの変奏をはさんで、冒頭の再現。その頂点で、木管を中心に演奏される新しい主題と金管楽器によるコラールが交錯(ここがイイ!)、最後はトゥッティによる鐘の音から、ドラマチックに曲を結ぶ。

 ハンソンはアメリカ音楽界の重鎮で、イーストマン音楽学校の校長も務めている。保守的な作風もあって、表面的な目新しさはないかもしれない(昨今は、それに頼っている曲の何と多いことか)。でも最終的には、その人の持っている『音楽』なのだ。

 私が昔聴いていたのが、汐澤安彦指揮/佼成WOによるLP盤。このイーストマン盤は初演コンビによる録音。

 いかにもウィンド・アンサンブルらしい、スッキリと引き締まったサウンド。迫力も十分。個人的には、もう少し音に『暖かさ』が欲しい気もするけど...。


 【管弦楽版】

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 ▲ G・シュワルツ指揮/シアトル交響楽団

 1994年録音。オリジナルの管弦楽版による録音。

 曲の構成は以下の通り。

  導入とコラール(主題)(Maestoso)
  第1変奏(Poco piu mosso)
  第2変奏(Allegro)
  第3変奏(Pesante)
  第4変奏(Andante calmo, nel modo Gregorian)
  第5変奏(Allegro feroce)
  第6変奏(Larghetto semplice)
  第7変奏(Allegro tempestuoso)
  フィナーレ(Poco a poco ritardando al tempo gusto)

 吹奏楽版では、第2、第7の2つの変奏がカットされています。

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