コンサート

都響 A定期(フルシャ)

 ◆ 東京都交響楽団 第844回定期演奏会

 20171211

 指揮:ヤクブ・フルシャ

  ドヴォルザーク作曲/序曲「オセロ」
  マルティヌー作曲/交響曲第2番
  ブラームス/交響曲第2番

  
 後半のブラームスは、(いわゆる)ドイツ的な重厚さとは異なった味わい。瑞々しい情感を感じさせ、後半は躍動感もあり盛り返したけれど、最初の方は今一つ噛み合わなかったような。

 それに比べると前半の2曲は、なじみの薄い曲ではあるけれども、音楽を自身の手中に収めているような熱を感じさせる演奏。特にマルティヌーが楽しめた。

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N響 C定期(デュトワのストラヴィンスキー)

 ◆ NHK交響楽団 第1874回定期演奏会

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 指揮:C・デュトワ

  ストラヴィンスキー作曲/幻想的スケルツォ
  サン=サーンス作曲/ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」(独奏:ジャン・イヴ・ティボーデ)
  ストラヴィンスキー作曲/バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)

 NHKホールにて。

 「火の鳥」のバレエ全曲版はデュトワの面目躍如。この曲を完全に自身の音楽としている感があり、「さすが!」といった感じ。

 デュトワさん、80歳を超えていらっしゃるようだけれども、全く衰え(年寄臭さ)を感じさせず、エネルギッシュで、テンポの速い部分や、複雑なリズムなども見事に捌く。なおかつ、音楽に深みが増してきたように感じた。

 あえて言えばバンダが入っていなかった(舞台上の楽器で代用)ことが気になったけれど、それで物足りなさは感じませんでした。

 前半2曲も◎。

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N響 A定期(デュトワのラヴェル)

 ◆ NHK交響楽団 第1873回定期演奏会

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 指揮:C・デュトワ

  ラヴェル作曲/古風なメヌエット
  ラヴェル作曲/クープランの墓
  ラヴェル作曲/左手のためのピアノ協奏曲(独奏:ピエール・ロラン・エマール)
  ラヴェル作曲/道化師の朝の歌
  ラヴェル作曲/スペイン狂詩曲
  ラヴェル作曲/ボレロ

 NHKホールにて。

 久々のデュトワのラベル。相変わらずのふわっとした感触の軽いサウンドとしなやかなリズム。意外にじっくりと曲を作り込んでいて、特に後半が良かった。「ボレロ」の盛り上がりも十分。

 ただ、「クープラン…」は編成が薄いだけに木管楽器にもっと存在感がほしかった(特にオーボエ)。

 以下、余談ですが...

 休憩時間の男子トイレが大混雑。開演のベルが鳴ってもいまだに長蛇の列。あのキャパのホールにしてはとても狭い。拡張工事の予定は無いのだろうか...(サントリーホールみたいに)。

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都響 C定期(小泉和裕)

 ◆ 東京都交響楽団 第843回定期演奏会

 20171130

 指揮:小泉和裕

  モーツァルト作曲/交響曲第35番「ハフナー」
  ブルッフ作曲/ヴァイオリン協奏曲第1番(独奏:堀米ゆず子)
  R・シュトラウス作曲/交響詩「ドン・ファン」
  R・シュトラウス作曲/交響詩「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

 東京芸術劇劇場にて。「ティル…」はオプションのトランペット、ホルンは加えないで演奏。

 久々に拝見した堀米さん、デビュー当時のアイドル的初々しさからずいぶんと落ち着きと貫禄が出ていたけれど、相変わらず素敵でした(演奏も)。

 前半のモーツァルトはちょっと眠かったけれど(お昼を食べた後だったので)、後半のシュトラウスは熱の入った演奏。ただ、「ティル…」の前で奏者が席に着くや否や曲が始まり、ちょっと落ち着かず。

 帰り際、お土産にお菓子をもらいました。

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ラトル&ベルリン・フィル(ミューザ川崎)

 ◆ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏会

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 指揮:サイモン・ラトル

  ストラヴィンスキー作曲/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)
  陳銀淑作曲/Chorós Chordón(ベルリン・フィル委嘱作品)
  ラフマニノフ作曲/交響曲第3番
  【アンコール】
  プッチーニ作曲/オペラ「マノン・レスコー」から「間奏曲」

 ミューザ川崎シンフォニーホールにて。

 兎にも角にも素晴らしいオーケストラ・サウンドを堪能しました。

 厚みのあるパワフルな弦、「ペトルーシュカ」での管楽器のソロ。ラフマニノフでは冒頭のチェロ、クラリネット、ホルンの最弱奏のソリに持っていかれました。

 2曲目はよく分からなかったけれども、他の曲の引き立て役にはなりました。

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N響 B定期(ソヒエフ)

 ◆ NHK交響楽団 第1872回定期演奏会

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 指揮:トゥガン・ソヒエフ

  プロコフィエフ作曲/組曲「キージェ中尉」
  プロコフィエフ作曲/スキタイ組曲「アラーとロリー」
  プロコフィエフ作曲/交響曲第7番

 サントリーホールにて。

 交響曲は盛り上がって賑やかに終わるエンディング。ただ、プログラムには「(前略)賑やかな別エンディングを作成したが、プロコフィエフはあくまで当初の結尾を本来的と考えていた」とは書かれています。

 いずれの曲も、指揮もオケも素晴らしかったけれども、今一つ『共感度』が薄いような(特に交響曲)...。

 「キージェ中尉」の舞台裏のコルネット(井川さん)は◎。

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N響 C定期(ソヒエフ)

 ◆ NHK交響楽団 第1871回定期演奏会

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 指揮:トゥガン・ソヒエフ

  S・プロコフィエフ作曲(スタセヴィチ編)/オラトリオ「イワン雷帝」

 NHKホールにて。スタセヴィチ編曲のオラトリオ版。

 個人的には曲も聴けたし、演奏にも満足でした。

 有名な「アレクサンドル・ネフスキー」と比べると、曲だけでは全体の物語が見えにくいのも事実(語りもストーリーを説明しているものではない)。

 その語りの片岡愛之助はTVでよく拝見する方なので、BS放送の歴史番組や、「刑事七人」の山下の影がちらつく...。

 ちなみに、ソヒエフがベルリン・ドイツ響を振ったCDは同じスタセヴィチ版だけれども、語りはカットされています。

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フェドセーエフ&チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ

 ◆ チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ 演奏会

 20171115

 指揮:V・フェドセーエフ

  チャイコフスキー作曲/ヴァイオリン協奏曲(独奏:三浦文彰)
  ラフマニノフ作曲/交響曲第2番
  【アンコール】
  スヴィリードフ作曲/ワルツのエコー(「吹雪」から)
  チャイコフスキー作曲/スペインの踊り(「白鳥の湖」から)

 サントリーホールにて。客の大半は三浦ファン??

 前半のコンチェルト。完全に自分たちの音楽が出来上がっているオーケストラの中で、ソリストはただ立ち尽くすのみ...といった感じでした。人気者呼ばないとお客さんが入らないというのが現実なのかもしれないけれど...。

 後半のラフマニノフは、このオーケストラの豊かなサウンドを十分に堪能し、アンコールはお得意の2曲。最後に「スペインの踊り」のタンバリンも聴けて大満足。

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ネルソンス&ボストン交響楽団

 ◆ ボストン交響楽団 演奏会

 20171109

 指揮:アンドリス・ネルソンス

  ハイドン作曲/交響曲第103番「太鼓連打」
  マーラー作曲/交響曲第1番「巨人」
  【アンコール】
  ベートーヴェン作曲/「エグモント」序曲

 サントリーホールにて。

 個人的に大好きな指揮者なので十分楽しみました。

 思いのままに自然体、そして、とにかく楽しそうに音楽をする。

 これだけ活躍しているのに、上から目線の偉ぶったところない。自分は常に一歩引いて、オーケストラともいい関係を築いているように感じました。

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都響 A定期(リントゥのクレルヴォ)

 ◆ 東京都交響楽団 第842回定期演奏会

 20171108

 指揮:ハンヌ・リントゥ

  J・シベリウス作曲/クレルヴォ交響曲
  【アンコール】
  J・シベリウス作曲/交響詩「フィンランディア」(合唱付き)

 東京文化会館にて。

 「とりあえず『クレルヴォ』をナマで聴ければ」といった気分で行ったのだけれども、これが予想外の大熱演!

 自分がこれまでCDで聴いてきた色々な演奏が吹き飛ばされてしまった感じがした。

 この曲に指揮者のハートを熱くさせるものがあるのか、「フィンランド独立100周年」という想いがそうさせるのか。

 合唱のフィンランド・ポリテク男声合唱団も大迫力。演奏後は最後の1人が退場するまで拍手が送られていました。

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