都響 A定期(インバルのショスタコーヴィチ)
◆ 東京都交響楽団 第890回定期演奏会
指揮:エリアフ・インバル
チャイコフスキー作曲/幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
ショスタコーヴィチ作曲/交響曲第11番「1905年」
東京文化会館にて。
ショスタコーヴィチの最後の鐘。違和感バリバリなのだけれども...。
客席から見る限りでは、「ド」と「ソ」の音は通常の『鐘』を使い、その他の音(「シ♭」と「シ」)は『オーケストラ・チャイム』を使用していたので、その音量の差があまりにも大きくて、ほぼ『鐘』の音しか聞こえてこないのだ。最後も、インバルの指揮は鐘の音の余韻を残そうとしているようなのだけれど、実際の音(余韻)は聴こえてこない。
インバルの大柄な音楽はこの曲に合っていると思うのだけれども、ここだけは釈然としなかった。
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