都響 C定期(大野和士のロシア音楽)
◆ 東京都交響楽団 第854回定期演奏会
指揮:大野和士
リムスキー=コルサコフ作曲/序曲「ロシアの復活祭」
ボロディン作曲/ダッタン人の踊り
チャイコフスキー作曲/交響曲第3番「ポーランド」
東京芸術劇場にて。
前半2曲は「ロシア音楽名曲集」のようなCDにはよく収録されているものの、コンサートではなかなか聴くことができない。
そんなこともあって、ちょっと期待したのだけれども、「ロシアの復活祭」は如何せん曲が今一つ面白くない。演奏も普通なので盛り上がらない。
続く「ダッタン人…」もCDで色々な(素晴らしい)演奏を聴いているので、あまりにかしこまっている感じで、やはり物足りない。
後半のチャイコフスキーは後期の3曲のような深刻さは無く、バレエ音楽を聴いているようなところもあり、単純ではあるけれども率直に楽しめる。
演奏の方は力が入っていて忙しなく、もう少し落ち着て欲しいとは思ったけれども、この曲の副題にもなっている終楽章のポロネーズは十分盛り上がりました。
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