ヒンデミット 管弦楽作品集(アルベルト)
CD
■ ヒンデミット作曲/管弦楽作品集
▲ ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト指揮
1987~1992年録音。指揮のアルベルトは1935年生まれのドイツの指揮者。
3つのオーストラリアのオケを振っての管弦楽作品集(6枚組)。収録曲とオーケストラは以下の通り。
(CD1) A
エロスとプシュケ
「気高い幻想」組曲
フィルハーモニー協奏曲
ウェーバーの主題による交響的変容
(CD2) A
おどけたシンフォニエッタ
ラグタイム
交響的舞曲
(CD3) B
ヌシュ・ヌシ舞曲
弦楽と金管のための演奏会用音楽
交響曲「世界の調和」
(CD4) B
「今日のニュース」序曲
吹奏楽のための交響曲変ロ長調
交響曲変ホ長調
(CD5) C
「戸口に咲き残りのライラックが咲いた頃」前奏曲
交響曲「画家マチス」
シンフォニア・セレナ
(CD6) B
管弦楽のための協奏曲
シンフォニエッタホ長調
ピッツバーグ交響曲
古いスイスの歌による行進曲
A:クイーンズランド交響楽団
B:メルボルン交響楽団
C:シドニー交響楽団
ヒンデミットの主要オーケストラ作品が網羅されていて、他に録音が少ない曲も多く含まれているのが嬉しい。
サウンドは明るめだけれども、意外に(失礼)手堅い演奏を聴かせてくれる。
もちろん有名曲(「画家マチス」や「…交響的変容」など)については、他にもいろいろと素晴らしい録音もあるけれども、まず曲を知るということであれば何の問題もない。
ヒンデミット作品は、最初は確かにとっつきにくいかもしれないけれど、情緒に流れることのないハードでクールな音楽は聴けば聴くほどカッコよく魅力的であるし、飽きることがない。
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