メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲(アカデミー室内アンサンブル)
CD
■ メンデルスゾーン作曲/弦楽八重奏曲
▲ アカデミー室内アンサンブル
編成はヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ2。
第3楽章「スケルツォ」は後の「真夏の夜の夢」を思わせるし、第2楽章の下降する音型が絡み合う音楽は美しい限り。
終楽章の疾走する音楽はひたすら前へ前へ、そして上へ上へと突き進む。この若々しい音楽は、いつ聴いても高揚感を覚える。
そして、これが作曲者16歳の時の作品だというのに驚く。
『習作』感は全く無くて完全に出来上がっているし、『天才』どころではない、まさしく『神童』といっても言い過ぎではない輝きを感じる。
弦楽合奏で演奏(録音)されることもあるけれど、このアカデミー盤は各パート一人による演奏。
マリナーはヴァイオリン奏者として参加しています。メンバーについては以下参照(画像クリックで拡大します)。
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