都響 B定期(小泉和裕)
◆ 東京都交響楽団 第841回定期演奏会
指揮:小泉和裕
バルトーク作曲/ヴァイオリン協奏曲第2番(独奏:アリーナ・イブラギモヴァ)
フランク作曲/交響曲ニ短調
サントリーホールにて。
前半のバルトークは、ハイ・テンションでグイグイ押してくるソリストと、淡々としたオーケストラとの熱量の差が半端ない。
ちなみに、エンディングはオーケストラだけで終わる『2nd "Fine"』を使用。
そのオーケストラは後半のフランクで一転、別人(?)の如く素晴らしい音楽を聴かせてくれた。堂々とスケール感があり、しかし決して重苦しくならない明るい響き。
このフランクには満足。
そういえば、フルネさんがご存命のころは、たびたびこの曲を指揮していたのを思い出した。その時の記憶がまだオーケストラに残っているのだろうか。
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