須川展也デビュー20周年記念コンサート(映像)
DVD
■ 須川展也デビュー20周年記念コンサート
▲ 山下一史指揮/佼成ウィンド・オーケストラ/須川展也(サクソフォン)
2004年1月31日。サントリーホールでのライブ録画。
収録曲は以下をご覧ください(画像クリックで拡大します)。
オープニングはA・リード「アルメニアン・ダンス パート1」。須川さんはコンサート・マスターの席に。
前半ではなんと言ってもピアソラ3曲がかっこいい。
後半、テクニックを駆使した「グラナダ」に続いて「追憶」のテーマ...ヤマハのニュー・サウンズで出版されていた浦田健次郎編曲版。冒頭のソロからなんともいえない懐かしさ。これ、何度となく演奏したよなぁ...と回想モード。
そして極めつけは(この曲の)エンディング...ハーマン・ミュートのトランペットが「♪チ・チ・チ~」。
そう、あの頃いつでも僕らは「♪チ・チ・チ~」だった。ポップスだけではない、オリジナルもクラシックも静かに終る曲はいつでも「♪チ・チ・チ~」...若かったあの頃。
演奏を終えた須川さんは目に涙を浮かべていたけれど、私もいろんな意味で胸が一杯になってくる曲であり演奏でした。
そして、プログラム最後はこれまでの興奮を鎮めるようなグレインジャー。この曲でも須川さんはコンサート・マスターの席に。自分がこの楽団の一員である(当時)という気持ちの表れか。余計なパフォーマンスのない山下氏の指揮、音楽も好感が持てました。
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