スーク おとぎ話(ペシェク)
CD
■ スーク作曲/おとぎ話
▲ L・ペシェク指揮/ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
1997年録音。
戯曲「ラドゥースとマフレナ」のための付随音楽から4曲の組曲にまとめた作品。
各楽章には以下の副題が付けられています。
1.ラドゥースとマフレナの誠の愛と悲しみ
2.白鳥と孔雀の戯れ
3.葬送の音楽
4.ルナ王妃の呪いと愛の勝利
第1楽章はロマンチックな音楽の途中に不安が影を落とす。第2楽章は「ア・ラ・ポルカ」と指定された軽快な楽章。
第3楽章の葬送行進曲は深刻になり過ぎない。
フィナーレは困難を乗り越えて愛が成就してめでたしめでたしの大団円。
詳しい曲目解説はこちらを。(都響のサイト)
スークはチェコの作曲家。ドヴォルザークの弟子で娘婿。
ことさらチェコの民族的要素を前面に出してはいないけれども、副題通りの変化に富んだ展開。分かりやすく、コンパクトにまとまっているので(演奏時間30分弱)、是非。
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