CD
■ J・ブラームス作曲/セレナード第2番
▲ I・ケルテス指揮/ロンドン交響楽団
1967年録音。
5楽章形式。編成は2管の木管楽器とホルン、ヴィオラ、チェロ、コントラ・バスでヴァイオリンは無し。
優しい雰囲気の第1楽章。第2楽章の「スケルツォ」は楽しげな舞曲風。終楽章の「ロンド」は行進曲風で、ピッコロも加わる。
ただ、その間の2つの楽章は...この煮え切らない、うじうじしたところがブラームス好きには堪らないのかもしれない。
決して派手さはないのだけれども、落ち着いた暖かみのある音楽が楽しめる。
そして、ケルテスの伸びやかで大らかな演奏は、この曲にピッタリ合っている。
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