ショスタコーヴィチ 組曲「黄金の丘」(ロジェストヴェンスキー)
CD
■ D・ショスタコーヴィチ作曲/組曲「黄金の丘」
▲ G・ロジェストヴェンスキー指揮/ソビエト文化省交響楽団
1985年録音。
1931年制作の映画音楽からの5曲から成る組曲。
1.導入
2.ワルツ
3.フーガ
4.葬送行進曲
5.フィナーレ
演奏時間20分弱。とにかくハイ・テンションで喧(やかま)しい。
「導入」はハリウッド映画風ファンファーレ。それに続く「ワルツ」はこの組曲最大の聴きもの。
最初のハワイアン・ギターは場末感満載だけれども、やがてフル・オーケストラの哀愁漂うワルツとなる。
いきなりパイプ・オルガンが鳴り響く「フーガ」は『映画音楽』という域を完全に超えている。
「フィナーレ」終結部のトランペット(「第3交響曲」からの引用)ではさすがにスタミナが切れたか、相当苦しそうに吹いているのも、また一興です。
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