« ストラヴィンスキー 「火の鳥」組曲(作曲者指揮の映像) | トップページ | チャイコフスキー フランチェスカ・ダ・リミニ(スヴェトラーノフの来日ライブ) »

都響 A定期(ミンコフスキ)

 ◆ 東京都交響楽団 第836回定期演奏会

 20170710

 指揮:マルク・ミンコフスキ

   ハイドン作曲/交響曲第102番
   ブルックナー作曲/交響曲第3番「ワーグナー」

 東京文化会館にて。

 ブルックナーは「初稿」での演奏。普段よく聴く「第2稿」や「最終稿」とは随分と違った様相の音楽が続く。

 終楽章は、初演時に「演奏不可能」と突っ返されたというのも納得できるような、複雑怪奇なところもある。

 ファンファーレ風の金管楽器からの猛スピードのコーダ。あまりに唐突なエンディングに呆気にとられたのか、しばらく間があってからの拍手。

 自宅へ帰ってからスコアを確認したのだけれども、ホルンとトロンボーンが落ちた??(ティンパニしか聴こえなかった...私の聴き間違いだったら失礼)

 まあ、とにかく刺激的な演奏(曲)でした。

 前半のハイドンは活き活きとした演奏で、第3楽章などは本当に踊るような指揮ぶり。終楽章も超高速。

 愉しかったことは確かだけれど、後半のブルックナーで印象は霞み、また、オケもあんまり演奏し慣れていない曲なのか、今ひとつこなれていなかったような。

|

« ストラヴィンスキー 「火の鳥」組曲(作曲者指揮の映像) | トップページ | チャイコフスキー フランチェスカ・ダ・リミニ(スヴェトラーノフの来日ライブ) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 都響 A定期(ミンコフスキ):

« ストラヴィンスキー 「火の鳥」組曲(作曲者指揮の映像) | トップページ | チャイコフスキー フランチェスカ・ダ・リミニ(スヴェトラーノフの来日ライブ) »