ストラヴィンスキー 火の鳥(オーマンディ)
CD
■ I・ストラヴィンスキー作曲/バレエ組曲「火の鳥」
▲ E・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団
1967年録音のCBS盤。1919年版による演奏。
(スコアには無い)チャイムの音が印象的な「カスチェイの踊り」。この曲をここまで派手に、豪快に、またカラフルにオーケストラを鳴らした演奏は聴いたことがない。
ゆったりとしたテンポのオーボエのソロに始まる「王女たちのロンド」のロマンチックな味わいもいい。
金管のサウンドが素晴らしい「フィナーレ」ではホルンのグリッサンドがはっきりと聴こえてくる。
スコアの変更もあって、違和感を感じる向きもあるだろうけれど、まさに「フィラデルフィア・サウンド」全開の爽快演奏。
カップリングはR・コルサコフ作曲の「シェエラザード」。
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