ストラヴィンスキー ペトルーシュカ(オーマンディ)
CD
■ I・ストラヴィンスキー作曲/「ペトルーシュカ」組曲
▲ E・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団
1964年録音。1911年版(オリジナル版)による演奏。
ただ、第3場は最初の部分をカットして、いきなり「バレリーナの登場」(小太鼓のリズムに続くコルネットのソロ)の場面から始まる。
また、エンディングは1947年版に付いている『演奏会用』の強奏で終わるバージョン。
サウンドの素晴らしさはもちろん(ハープ、チェレスタの響き)、浮ついた感じがなく、堂々と落ち着いた音楽運び。とてもいい(上記のカットは気になるけど...)。
魔法使いの登場のフルートのソロは実に見事な語り口で、その前口上が聞こえてくるようだ。
この曲について、公式な『組曲』が存在するのかは知らないれども、『抜粋(カット)版』というようなニュアンスなのか。
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