ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第2番(ロストロポーヴィチの映像)
DVD
■ D・ショスタコーヴィチ作曲/チェロ協奏曲第2番
▲ M・ロストロポーヴィチ(チェロ)/E・スヴェトラーノフ指揮/ソビエト国立交響楽団
1966年、モスクワ音楽院大ホールでのライブ録画。
これが、何とこの曲の世界初演時の映像というのだから驚き。画質(モノクロ)は悪く、音も所々欠落する。
曲そのものは渋すぎるのだけれども、ロストロポーヴィチの感情が昂ぶってくるのがよく分かるし、スヴェトラーノフも第3楽章での熱し方・乱れ方は激しい。
最後はオケが全く無くなり、独奏チェロの低い「D(レ)」音の延ばしだけが残って、唐突な感じで終わる。しかし(なぜか)指揮者も独奏者と一緒にポーズを決める。
そんな終わり方なのに『世界初演』にしては曲が終わった瞬間に拍手と「ブラヴォー」が起きるのがちょっと不思議だが、事前に(リハとかで)聴いていた人なのだろうか。
しかし、何とも貴重な映像が残っているもんです。
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