ビゼー 組曲「ローマ」(P・ヤルヴィ)
CD
■ ビゼー作曲/組曲「ローマ」
▲ P・ヤルヴィ指揮/パリ管弦楽団
2009年録音。
ビゼーのオーケストラ曲というと「アルルの女」、「カルメン」のみが突出して知られているけれども、この「ローマ」も中々楽しく、いかにもビゼーらしい雰囲気があちこちに聞かれる。
4楽章形式で、各楽章は「ローマ」「フィレンツェ」「ヴェニス」「ナポリ」を描写しているらしい。
このCDには「管弦楽のための組曲第3番」と記載されていて(Eulenburg版のスコアにも)、そうすると他の2曲は何なんだろう...?
この曲の録音は少なかったのだけれども(これまではプラッソン盤を聴いていた)、ようやく素晴らしい録音が出てくれた。今後、この曲を聴きたいと思った時は、このCDを聴くことになるだろう。
カップリングの「子供の遊び」、「交響曲」も素晴らしく、(「アルルの女」「カルメン」以外の)ビゼー作品集としておススメのCD。
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