ショスタコーヴィチ 交響曲第5番(コンドラシン)
CD
■ D・ショスタコーヴィチ作曲/交響曲第5番
▲ K・コンドラシン指揮/モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
1964年録音。
その昔、私が最初に買ったこの曲のレコード(LP)がこれ。当時は「新世界レコード」というレーベルでした。
懐の関係で他の指揮者のレコードが買えなかったこともあったけれど(当時は選択肢も少なかった)、この演奏は意外に気に入っていて、特に印象的だったのが、第1楽章展開部のテンポの速さ(前のめりのスピード感)、第4楽章冒頭のティンパニと金管楽器のパワー。
アクセントは強調され、鋭く斬りこんでくるようなシャープなサウンド。野暮ったさ、泥臭さは無い。
曲というよりも、コンドラシン&モスクワ・フィルのコンビを聴く演奏かもしれないけれど、単なる懐かしさ以上に面白く聴ける。
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