N響 オーチャード定期(フェドセーエフ)
◆ NHK交響楽団 オーチャード定期
指揮:V・フェドセーエフ
ムソルグスキー作曲(コルサコフ版)/交響詩「はげ山の一夜」
ハチャトゥリアン作曲/組曲「仮面舞踏会」
チャイコフスキー作曲/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー作曲/序曲「1812年」
オーチャード・ホールにて。
「1812年」は合唱付き。男声合唱(東京混声合唱団)と児童合唱(福島県いわき市の小学生)。
小学生は合唱部(?)、声も通っていたし、とてもよかったです。原曲では弦楽器で演奏される冒頭の讃美歌は男声合唱で(オケはお休み)。ここも、とても雰囲気が出ていました。
エンディングは先日のN響定期と同様に鐘の連打をアピールして終わる。
これまで色々な演奏で何度となく聴いた『通俗名曲』。下手すると『悪趣味』な音楽ではあるけれども、まさかこの曲でこんな気持ちになるとは...。
それは『勝利』のどんちゃん騒ぎではなく、苦しみの中から立ち上がる『希望』とでも言ったらよいだろうか。
そして、アンコールで演奏されたのが第4組曲「モーツァルティアーナ」から「祈り」(原曲は「アヴェ・ヴェルム・コルプス」)。
明日は、いわき市で同じプログラムによる公演だそうで、これも感動的なコンサートになるのでは。
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