リスト ピアノ協奏曲第1番(バレンボイムの映像)
BD
■ F・リスト作曲/ピアノ協奏曲第1番
▲ P・ブーレーズ指揮/ベルリン・シュターツカペレ/D・バレンボイム(ピアノ)
2011年ライブ録画。
この時ブーレーズは86歳。同じオーケストラを2005年に指揮したマーラー「復活」のライブ映像と比べると、見た目、ずいぶんとお歳を召されたなという印象。
ブーレーズが自ら進んでこの曲を振ろうということは無いと思うので、バレンボイムに誘われての『友情出演』といったところだろうか。
例によって淡々と振っていて、心なしかテンションが低めなのは、曲のせいか、それとも...。
正直、ショパンで共演していたネルソンスのような指揮者の方がこの曲には合っていると思う。
第3部で活躍するトライアングル奏者をステージの前方、指揮者の横に座らせているのはどちらのアイデアだろうか。
ちなみにバレンボイムも70歳手前。正直、重苦しい感じがするし、所々荒っぽくも感じる。
しかしながら、指揮者(ブーレーズ)がいるにもかかわらず、ピアノを弾きながらしきりにオーケストラに目配せしたりするような仕草は何とも...「俺が主役だ」とアピールしたいのなら、若手の指揮者を呼んでくればいいのに。ショパンで共演したネルソンスとか。
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