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新日フィル アフタヌーン・コンサート(アメリカ音楽)

 ◆ 新日本フィルハーモニー交響楽団 アフタヌーン・コンサート・シリーズ

 20170113

 指揮:ヤク・ファン・ステーン

  アイヴズ作曲/答えのない質問
  バーンスタイン作曲/交響曲第2番「不安の時代」(ピアノ:江口玲)
  コープランド作曲/市民のためのファンファーレ
  バーンスタイン作曲/ウエストサイド・ストーリーから「シンフォニック・ダンス」
  (アンコール)
  ストラヴィンスキー作曲/サーカス・ポルカ

 すみだトリフォニーホールにて。

 平日の昼間ということもあってか空席が目立ち(入りは6割くらい?)、そして年齢層は高い(他人のことは言えないけれど...)。

 「ウエストサイド…」は、「マンボ!」のシャウトやフィンガー・スナップ(指パッチン)はあるけれども、基本シンフォニックなサウンド。「マンボ」や「クール」のトランペットも突き抜けることなく、オーケストラの中にブレンドされている。打楽器がリードする部分はともかく、それ以外ではリズムが重い。

 アイヴズは高いところに配置された4本のフルートとトランペット。ステージ上の繊細な弦楽器の響き。しかし、私のすぐ後ろの席のお客さんの鼻息(?)が気になって曲に集中できず。もちろん悪気があるわけではないとは思うのだけれど、曲が曲だけに...途中で席を移動してくれて助かりました。

 金管と打楽器による「…ファンファーレ」はダイナミックではあるけれど、アンサンブルやサウンドは今一つ荒っぽい。

 前半の「不安の時代」は一番楽しめた。第1部での都会の孤独感、不安感。第2部のジャズ風アンサンブルと、エンディングの盛り上がり。

 アンコールの「サーカス・ポルカ」は久々に聴いたけど、最後の「軍隊行進曲」で賑やかに盛り上げて、終わり良ければ...。

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