N響 B定期(ヘスス・ロペス・コボス)
◆ NHK交響楽団 第1854回定期演奏会
指揮:ヘスス・ロペス・コボス
レスピーギ作曲/グレゴリオ風の協奏曲(ヴァイオリン:アルベナ・ダナイローヴァ)
レスピーギ作曲/教会のステンドグラス
レスピーギ作曲/ローマの祭り
サントリーホールにて。
ロペス・コボスの指揮は派手なアクションは無く、堅実に音楽を作っていく。もともと派手に鳴る曲なので、それでも十分に楽しめる。
「…ステンドグラス」第4楽章のオルガンはナマならでは。第2楽章の舞台裏でのトランペット(長谷川さん)も◎。
「グレゴリオ風の協奏曲」でソロを弾いたヴァイオリンのアルベナ・ダナイローヴァ女史はウィーン・フィルのコンサートマスター。
この曲は(多分)初めて聴いたけれども、「…ステンドグラス」に似た雰囲気を持っていて、「協奏曲」といっても華やかなテクニックを披露するようなこともなく、メロディ重視。地味ではあるけれども、金管楽器が活躍する部分などもあったりして、なかなか面白く聴けた。
でも、やっぱりN響は上手い...。
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