チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」(フェドセーエフの映像)
DVD
■ P・チャイコフスキー作曲/交響曲第6番「悲愴」
▲ V・フェドセーエフ指揮/モスクワ放送交響楽団
2009年、ウィーンでのライブ録画。会場は満員。
お得意とする曲だけあって、完全にフェドセーエフ流の激しく感情移入した音楽。
第1楽章の展開部以後や第4楽章だけでなく、第2楽章の中間部も大きな昂りを見せる。
演奏後、指揮者が手を下しても、これまでの緊張感のためか、しばらくは拍手が起きない。
アンコールとしてスヴィリードフ作曲の「吹雪」から「ワルツのエコー」が演奏され、この「悲愴」の後にアンコール?...とも思えるけれど、この静かなワルツがエピローグのようにこれまでの緊張感を見事にクールダウンしてくれるのだ。
カップリングはベートーヴェン作曲「交響曲第4番」。
| 固定リンク
コメント