ベルリオーズ 序曲「海賊」(ノリントンの映像)
DVD
■ ベルリオーズ作曲/序曲「海賊」
▲ R・ノリントン指揮/シュトゥットガルト放送交響楽団
リハーサルとコンサート本番を収録。
後半の演奏部分もさることながら、面白いのは前半の、ノリントンへのインタビューも交えたリハーサル部分。
曲に対する講釈は、もちろんノリントン自身の解釈ではあろうけれども、なるほどと思うし、初めてこの曲のイメージが見えてきたように思う。
要はハリウッド的、海洋冒険大活劇。架空のオペラのための序曲。主人公の海賊はベルリオーズ自身。
トランペットはナチュラル・トランペット。弦のノン・ビブラート奏法は前半で効果が出ている。
冒頭、弦楽器のスケールに続く、管楽器のリズム音形(↓)をホルンが最初は吹けないのはご愛嬌...?
もちろん、自分のパート(ホルン)だけ見れば難しくもなんともないのだけれども、木管が絡んでくるとややこしくなる。
ノリントンの言うところの、メイン・テーマによる「凱旋パレード」からは一気にエンディングまで突き進む。
ノリントンは英語とドイツ語でリハーサルを進めるのだけれど、英語の部分にしか字幕が入っていません。
| 固定リンク
コメント