ドヴォルザーク 交響曲第4番(N・ヤルヴィ)
CD
■ A・ドヴォルザーク作曲/交響曲第4番
▲ N・ヤルヴィ指揮/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
1987年録音。
後年の交響曲には及ばないにしても、ここら辺の曲も中々シブい味わいがあって捨てがたいものがある。
第1楽章は短調でヒロイックな第1主題。ロマンチックな第2主題がとてもいい。冒頭やコーダなど、ブルックナーの影響を受けているような。
第2楽章の冒頭は管楽器のみによる長い主題提示。滔々と流れる音楽
第3楽章はドラマチックで(舞曲風ではない)、中間部では打楽器も華やかに加わっての行進曲。
このヤルヴィ盤は肩の力が抜けた演奏で、とても聴き易く、親しみ易さが魅力。とにかく重苦しくなっていないのがいい。
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