久石譲 in 武道館
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■ 久石譲 in 武道館~宮崎アニメと歩んだ25年間~
▲ 久石譲指揮・ピアノ/新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ
2008年8月、日本武道館でのライブ録画。
オーケストラ大編成(通常の2倍近くの人数)。コーラスも加わり、久石氏曰く、マーラーの「一千人の交響曲」(の人数)を超えたかったそうです。
オリジナルの映画音楽そのままのイメージを期待すると違和感を感じる部分もあるけれども、宮崎アニメの久石作品が好きな人ならば、あくまで1つのイベントとして十分に楽しめると思う。
収録曲(映画)は以下の通り(演奏順)。
風の谷のナウシカ
もののけ姫
魔女の宅急便
崖の上のポニョ
天空の城ラピュタ
紅の豚
ハウルの動く城
千と千尋の神隠し
となりのトトロ
「ラピュタ」はマーチン・バンドによる演奏。「人生のメリーゴーランド」は「交響変奏曲」に。
当時、話題になっていた「崖の上のポニョ」の音楽が多く採用されていて、出場する歌手もそれに合わせている感じ(林正子、大橋のぞみなど)。
「もののけ姫」は米良さんではなくて林正子(オペラチック)。「千と千尋」はゲストの平原綾香(これはそのまんま)。
トトロの「さんぽ」を出演歌手全員が1フレーズずつ歌うのだけれども、とにかく全員持ち味が違うので、「もしも××が『さんぽ』を歌ったら」という、ものまね芸人のネタのようで、特に平原綾香が歌う「さんぽ」は妙にシュールだ。
アンコールは「紅の豚」から「MADNESS」、エンディングは久石氏のピアノに始まる「アシタカとサン」。
この「MADNESS」は久石氏はピアノを弾いているため、このややこしい曲を実質指揮者無しでの演奏(さすがプロ!)。
リハーサルの様子などを含めたメイキングが特典として入っていて、久石さんはアマチュアの出演者に気さくに声をかけるなど、偉ぶらない、すごく『いい人』感がありました。
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