ハーディング&パリ管
東京は朝から雪。幸い、夕方には止んでくれました。
◆ パリ管弦楽団 演奏会
指揮:ダニエル・ハーディング
ブリテン作曲/4つの海の間奏曲(オペラ「ピーター・グライムズ」から)
ブラームス作曲/ヴァイオリン協奏曲(独奏:ジュシア・ベル)
ベルリオーズ作曲/劇的交響曲「ロメオとジュリエット」から
東京芸術劇場にて。アンコール曲は無し。
ベルリオーズは、ありがちな「幻想交響曲」でないのが嬉しい。
(当然ながら)管弦楽部分のみの抜粋。抜粋曲は当初の予定から変更になって、オリジナルの曲順に演奏して、最後は「キャピュレット家の墓地におけるロメオ」、つまり終曲の合唱の前でお仕舞い。
正直、尻切れトンボの感はあるのだけれども、このいかにも芝居がかった大袈裟な音楽を、見事にオーケストラをドライブして聴かせてくれました。また、「愛の場面」の繊細な音楽、オーケストラの色彩感。
前半のブリテン、ブラームスも素晴らしく、ハーディングは今年からこのオケの首席指揮者に就任したそうで、氏の洗練された音楽、ある種の『軽さ』が、このオケと相性が良いように感じた。
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