ジルヴェスターコンサート1983(カラヤン&BPO)
DVD
■ ジルベヴェスターコンサート1983
▲ カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録曲は以下の通り。
「ウィリアム・テル」序曲(ロッシーニ)
交響詩「モルダウ」(スメタナ)
悲しきワルツ(シベリウス)
ワルツ「うわごと」(ヨーゼフ・シュトラウス)
「ジプシー男爵」序曲(ヨハン・シュトラウス)
まずは、テクニック、パワー全開の「ウィリアム・テル」。
「夜明け」の素晴らしいチェロのアンサンブルに始まり、超大型ハリケーン並みの「嵐」のド迫力。「朝」のイングリッシュホルンとフルート。そして元気一杯の「スイス軍の行進」。
続く「モルダウ」。切々と歌われる、あの有名なメロディ。自分にとっての「モルダウ」はこれなのだ。
そして最大の聴きものは「悲しきワルツ」だろう。
わずか数分の『小品』であるけれども、その中に、これほどまでのドラマを感じさせる演奏は他に聴いたことがない。レベル(次元)が違う名演奏。
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