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ハイドン 交響曲第102番(ラトル&バーミンガム市響)

CD

 ■ J・ハイドン作曲/交響曲第102番

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 ▲ S・ラトル指揮/バーミンガム市交響楽団

 1994年録音。

 ラトルのハイドンであれば、新しいBPO盤よりも、昔のバーミンガム市響との録音の方がずっといい。ただし、この「102番」はバーミンガム市響との録音のみ。

 この録音での一番の特徴は、ホルンを楽譜の指定よりも1オクターヴ高く演奏させていること。

 他の交響曲では、このような「高い音」の楽器を指定していることはあるけれども、この曲では通常の「B♭管」指定。

 ラトル以外では(モダン・オケはもちろんピリオド系の演奏でも)、このように演奏しているのは聴いた事が無い。

 一つのアイデアなのか、何かの裏付けがあるのかは分からないけれども、この効果はとても大きく、明るく輝かしい響きを作っている。

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 例えば、第3楽章のこの部分など(上から4段目がホルン・パート)、他の演奏とは全く異なるサウンドが聴ける。

 カップリングは交響曲第22番、第86番。

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