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リムスキー=コルサコフ 「金鶏」組曲

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 ■ N・リムスキー=コルサコフ作曲/オペラ「金鶏」組曲

 同名のオペラの音楽をベースに、グラズノフとシテインベルクがまとめた4曲から成る組曲。作曲者の生前に初演されているので作曲者公認のものと思われます。

 終曲の「結婚行進曲」は単独で演奏されることも。

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 ▲ E・スヴェトラーノフ指揮/ソビエト国立交響楽団

 演奏はスヴェトラーノフとしてはクセが少なく、落ち着いたテンポでシットリと歌われるメロディックな部分の情感も十分あり、一般の人にも聴き易いし、組曲版の録音として十分オススメできる。

 とは言うものの、「結婚行進曲」のクライマックスで大見得を切るようにテンポを落とし、一気にテンッポ・アップしてのドンチャン騒ぎは本領発揮。

 組曲とは別に「前奏曲」と「結婚行進曲」が録音されていて(いずれもカット有)、こちらは耳に突き刺さるようなギンギンの刺激音と大爆発を楽しめます。


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 ▲ E・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団

 1959年録音。「シェヘラザード」にも通ずるところがある異国風、カラフルで華やかなオーケストラ作品として楽しめる素晴らしい演奏。


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 ▲ G・シュワルツ指揮/シアトル交響楽団

 2011年録音。シュワルツはアメリカの近現代作品の録音でしか知らなかったのだけれども、これが意外にいい。

 軽量級、『ロシア』の雰囲気は薄いけれども、丁寧でまとまりがいい、スッキリとした味付け。特にテンポの速いナンバーでは、きびきびとした音楽運びが気持ちいい。

 収録曲は下記の通り。

  1.組曲「雪娘」
  2.音画「サトコ」
  3.組曲「ムラーダ」
  4.組曲「金鶏」


 【オペラ全曲(映像)】

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 1989年、ボリショイ・オペラ来日公演のライブ録画。指揮はE・スヴェトラーノフ。

 管弦楽の組曲ではよく聴いていたものの、オペラそのものは観るのも聴くのも初めて。

 指揮のスヴェトラーノフは白いスーツにぴかぴかの蝶ネクタイというオシャレないでたち。オケは荒削りながらもパワフルで、第2幕の幕切れで大きくテンポを落としたり、結婚行進曲のクライマックスでも大見得を切る。

 豪華絢爛、バレエのシーンも多くカラフルなステージ、金鶏はバレリーナが演じて、声は吹き替え。

 演奏時間も2時間と手頃だし、国内盤なので日本語字幕つき。来日メンバーリスト付き。

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