都響B定期(インバル)
◆ 東京都交響楽団 第815回定期演奏会
指揮:エリアフ・インバル
モーツァルト作曲/ヴァイオリン協奏曲第3番(独奏:オーギュスタン・デュメイ)
ショスタコーヴィチ作曲/交響曲第8番
サントリーホールにて。台風接近中の大雨の中を会場へ。
ショスタコーヴィチは、少なくとも音響的には、この曲をナマで聴く醍醐味は十分味わえた。
ただ、胃がキリキリするような緊張感は、もはや求められないだろうか。あるいは、私の方がこの曲を聴き慣れてしまったということなのか...。
余韻を残したエンディングは印象的ではあるけれども、あくまで音楽的な話。第1楽章(フィナーレでも再現する)での打楽器のロールを伴ったクライマックスも意外に淡々としている。
前半のモーツァルトは、華やかな雰囲気のソロに、オケの明るいサウンドがマッチしていてとてもよかった。
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