« ブラームス(シェーンベルク編) ピアノ四重奏曲(管弦楽版) | トップページ | ショスタコーヴィチ 交響曲第5番(映像ソフト) »

プッチーニ ラ・ボエーム(ザルツブルグ音楽祭ライブ)

BD

 ■ プッチーニ作曲/オペラ「ラ・ボエーム」

 Boheme

 2012年、ザルツブルグ音楽祭のライブ。指揮はD・ガッティ。

 以下は、あくまで映像ソフトを観ての感想です。

 現代を舞台に、マルチェルロは映像作家(映画監督?)、コルリーネはサックス奏者。

 ミミ(アンナ・ネトレプコ)も今風の女性。見た目も派手で、最初にマルチェルロの部屋にやって来たのも、タバコの火を借りに来たらしい。

 第2幕はカラフルで楽しめる、クリスマスの雰囲気。最初はみんなショッピング・カートを押していて、パピニョールはアニメのヒーローの如くに空を飛んで現れる(胸には「P」のマーク)。

 ムゼッタは毛皮のマフラーをしてゴージャスなファッション、これはピッタリはまっている。

 第3幕は高速道路のインターチェンジ(?)。第4幕では引越しの荷造りをしているようだ。

 いわゆるオーソドックスな「ボエーム」とは様相は違い、設定はそれなりに楽しめるけれども、何だか、全然『泣けない』のは、ミミの表情に感情(喜怒哀楽)が殆ど感じられないからだろうか。

|

« ブラームス(シェーンベルク編) ピアノ四重奏曲(管弦楽版) | トップページ | ショスタコーヴィチ 交響曲第5番(映像ソフト) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: プッチーニ ラ・ボエーム(ザルツブルグ音楽祭ライブ):

« ブラームス(シェーンベルク編) ピアノ四重奏曲(管弦楽版) | トップページ | ショスタコーヴィチ 交響曲第5番(映像ソフト) »