プッチーニ ラ・ボエーム(ザルツブルグ音楽祭ライブ)
BD
■ プッチーニ作曲/オペラ「ラ・ボエーム」
2012年、ザルツブルグ音楽祭のライブ。指揮はD・ガッティ。
以下は、あくまで映像ソフトを観ての感想です。
現代を舞台に、マルチェルロは映像作家(映画監督?)、コルリーネはサックス奏者。
ミミ(アンナ・ネトレプコ)も今風の女性。見た目も派手で、最初にマルチェルロの部屋にやって来たのも、タバコの火を借りに来たらしい。
第2幕はカラフルで楽しめる、クリスマスの雰囲気。最初はみんなショッピング・カートを押していて、パピニョールはアニメのヒーローの如くに空を飛んで現れる(胸には「P」のマーク)。
ムゼッタは毛皮のマフラーをしてゴージャスなファッション、これはピッタリはまっている。
第3幕は高速道路のインターチェンジ(?)。第4幕では引越しの荷造りをしているようだ。
いわゆるオーソドックスな「ボエーム」とは様相は違い、設定はそれなりに楽しめるけれども、何だか、全然『泣けない』のは、ミミの表情に感情(喜怒哀楽)が殆ど感じられないからだろうか。
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