フランス国立リヨン管弦楽団(L・スラットキン)
◆ フランス国立リヨン管弦楽団 演奏会
指揮:L・スラットキン
ブラームス作曲/悲劇的序曲
ブルッフ作曲/ヴァイオリン協奏曲(独奏:ルノー・カプソン)
ムソルグスキー作曲(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」
サントリーホールにて。
2年前に聴きに行ったときは、「俺が主役だ!」と言わんばかりの某若手日本人ヴァイオリニスト(最近日曜日の午前中に顔を見る)との共演だったけれども、今回はカプソンを引き連れて、これが素晴らしい演奏。アンコールは「タイスの瞑想曲」(オーケストラ伴奏)で1曲得した気分。
「展覧会の絵」はラヴェル版を基本にして、ムソルグスキーのオリジナル(ピアノ版)からカットしたり追加した部分や、変えられている音をオリジナル通りに修正、「リモージュの市場」の前の「プロムナード」も追加。かなりの拘りを感じます。
アンコールは「ホフマンの舟唄」と、父上(F・スラットキン)編曲による「ツイスト・カンカン」。後者は有名な「天国と地獄」の「カンカン」をアメリカ風に(?)編曲したもの。
豊かに鳴る弦楽器を中心に、管楽器がブレンドされたサウンド。
昨日のJ・ウィリアムズ共々、どの曲も独自の表現を見せつつ、しっかりと聴かせてくれました。
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