サンクトペテルブルグ・フィル(テミルカーノフ)
◆ サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団
指揮:ユーリ・テミルカーノフ
D・ショスタコーヴィチ作曲/交響曲第7番「レニングラード」
サントリーホールにて。
個人的にテミルカーノフとは相性が悪いけれども、ショスタコーヴィチであればそれなりの演奏を聴かせてくれるだろうと期待。
第1楽章冒頭のテーマから弦楽器の音の大きさにびっくり。このパワフルな弦楽セクションは、倍管に増強された金管楽器(日本人のエキストラが各パート2人づつ)の大音量にも負けていない。
全楽器が鳴り響く第1楽章展開部や終楽章のコーダでは、ホールが飽和状態になるような(それ以上の)大音響をとどろかせ、速めのテンポでグイグイ進む第4楽章の前半部分もよかった。
木管セクションも素晴らしく、圧倒的なオケのパワーを見せつけられたようなコンサートでした。日本のオケでは、この『音』は聴けないでしょう。
開演前のロビーにはスポンサーF社の社員と思われるスーツ姿の皆さんがずらーっと並んでいて、招待客(お得意様?)を出迎えていて、ちょっと異様な雰囲気...。
途中休憩無しの1曲だけ。20時半前には早々に終演となりました。
TVカメラが入っていたので放送されるかもしれません。
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