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チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」(オザワ&BPOの映像)

BD

 ■ P・チャイコフスキー作曲/交響曲第6番「悲愴」

 カラヤン生誕100周年を記念してのコンサートツアーからのライブ録画。


 【ベルリン】

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 ▲ 小澤征爾指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 2008年1月23日、ベルリンでのライブ録画。

 カラヤン生誕100周年を記念してのコンサートツアーの初日。最終日のウィーンでのコンサートも映像化されています。

 「ベルリン・フィルを指揮した」ということで話題になった指揮者もいたけれど、やっぱり小澤さんは別格。BPOの中に溶け込み、メンバーからも認められているのが、ハッキリと感じられる。

 コンサートの意味合いもあってか、終始、強い緊張感があり、ただ、絶叫型の「悲愴」ではなく、もっとウェットな感情移入が感じられる。

 カーテンコールの際に、しきりに上を指さしているのは、「天国でカラヤンが観て(聴いて)いるよ」ということだろうか。

 聴衆のスタンディング・オベーション、オケが退場した後に指揮者だけが舞台に呼び戻される、その最後までが収録されています。

 小澤さん78歳。とてもエネルギッシュで「まだまだ」という感じです。

 コンサートマスターは安永さん、ホルンのトップはバボラーク。フルートのトップはパユ。


 【ウィーン】

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 ▲ 小澤征爾指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 2008年1月28日、ウィーンでのライブ録画。

 カラヤン生誕100周年を記念して行われたコンサート・ツアーの最終日。

 ベルリンでの初日も映像ソフトになっているけれども、そちらは「悲愴交響曲」のみ。

 こちらのウィーン・ライブ盤には、ムターが弾くベートーヴェンのコンチェルトも収録されていて、アンコールのバッハの後にムターが涙ぐむ様子や、会場にカラヤン夫人の姿が見えたり、ゼーガースから指揮者への花束贈呈があったり...

 でも、「悲愴」のみに限って言えば、カーテンコールまでを全て収録している『コンサートの記録』として、ベルリンでのライブを取ります。

 ボーナスとしてムターと小澤征爾のインタビュー付き。

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