東フィル定期(バッティストーニ)
◆ 東京フィルハーモニー交響楽団 第881回定期演奏会
指揮:アンドレア・バッティストーニ
G・ヴェルディ作曲/オペラ「ナブッコ」序曲
N・ロータ作曲/組曲「道」
O・レスピーギ作曲/交響的印象「教会のステンドグラス」
<アンコール>
P・マスカーニ作曲/オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
サントリーホールにて。
巷で評判のバッティストーニを聴き(見に?)に行きました。プログラムも興味のある曲ばかり。
特にレスピーギはパイプオルガンが編成に入っていて(ソロもあり)このホールではぴったりだし、「道」もナマで聴く機会は今後あるかどうか。
ただ、意外に空席が多く感じられたのはこのプログラムのせいだろうか。
バッティストーニはありきたりな言い方ではあるけれども、熱くダイナミックに強烈にオーケストラをリードし、また豊かに歌う。
アンコールの「カヴァレリア…」は大胆に表情が付けられ、これまで聞いたことがない音楽のようにも響く。
「道」の前半部分では賑やか一方ではない影を感じさせてほしかったけれども、後半部分のドラマチックな展開で十分満足できた。
有名な「ジェルソミーナのテーマ」を吹いたトランペットが◎。
何はともあれ惹きつけられるものがある指揮者です。
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