都響A定期(ロトのストラヴィンスキー)
◆ 東京都交響楽団 第805回定期演奏会
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
ストラヴィンスキー作曲/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)
ストラヴィンスキー作曲/バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)
東京文化会館にて。
「ペトルーシュカ」は大編成のオリジナル(バレエ)版。コンサートで聴いたのは初めてかも。
大きな(大袈裟な)表現や間(ま)など、バレエ音楽(描写音楽)としての面白さを十分に楽しむことができた。
「火の鳥」も同様のバレエ全曲版。
音楽は「王女たちのロンド」あたりから後半に向けてどんどん盛り上がってゆく。ただ、力任せの迫力ではない。フィナーレの最後近くで音を短く切って打楽器のクレッシェンドを強調するやり方も面白い。
コルネットもよかったけれど、個人的には「王女たちのロンド」のピッコロが◎。
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