マーラー 交響曲第5番(ショルティ&CSOの来日公演)
DVD
■ マーラー作曲/交響曲第5番
▲ G・ショルティ指揮/シカゴ交響楽団
1986年3月26日、東京文化会館でのライブ録画。
この曲を私が最初に聴いたのが、このコンビのLP。その演奏がここで繰り広げられている。
ショルティのマーラー演奏についての好みは別として、鉄壁のパフォーマンスを堪能できる。
中でも素晴らしかったのは、第4楽章の「アダージエット」。感情を胸の中に押し込めたような、内省的な、そして緊張感のある見事な音楽。
フィナーレの幕開けを告げるクレヴェンジャーのホルン。また、エンディングの盛り上がりは、理屈抜きにエキサイティングだ。
(これも好き嫌いは置いておいて)先日聴いたサンフランシスコ響の来日公演とは、全く格(ランク)が違う。
トランペットはA・ハーセス。冒頭のソロでは、顔の表情も含めて全く微動だにしない。
ホルンはD・クレヴェンジャー。
ショルティ&CSOの来日公演を集めた3枚組DVDから。
収録曲は以下の通り。
モーツァルト作曲/交響曲第35番「ハフナー」
マーラー作曲/交響曲第5番
(1986年3月26日、東京文化会館)
ムソルグスキー作曲/組曲「展覧会の絵」(ショルティ自身による解説付き)
ベートーヴェン作曲/「エグモント」序曲
ベートーヴェン作曲/交響曲第5番
ベルリオーズ作曲/ハンガリー行進曲
(1990年4月15日、サントリーホール)
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