バーンスタイン 「ウエスト・サイド・ストーリー」から「シンフォニック・ダンス」(自作自演盤)
CD
■ L・バーンスタイン作曲/「ウエスト・サイド・ストーリー」から「シンフォニック・ダンス」
【決定盤】
▲ L・バーンスタイン指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
1961年録音のSONY盤(旧録音盤)。
この曲は、とにかく大好きで、(バーンスタインの新盤も含めて)色々な録音を聴いたけれども、このバーンスタインの旧盤を超えるものは無い。ちなみに、次点はP・ヤルヴィ盤。
ニューヨークを舞台にした若者の物語。ギラギラした熱さ、エネルギー、コンクリートや鉄の匂い。全ての音が「こうあるべし」という形で収まっているのだ。
使っている版によるのか、「マンボ!」のシャウトや、「スケルツォ」のフィンガー・スナップ(指を鳴らす)は入っておらず、また「クール(フーガ)」の後半部(「ランブル」へ入る前)にカットがある。
それであっても、これが最高なのは間違いない。
特に素晴らしいのは打楽器セクション。これを聴いてしまうと、他の録音はなんとも生温く感じてしまう。
【次点】
▲ P・ヤルヴィ指揮/バーミンガム市交響楽団
1997年録音。バーンスタイン作品を集めたアルバム。今や大活躍のパーヴォ、若かりし日の快演。
【映像】
▲ M・T・トーマス指揮/サンフランシスコ交響楽団
2008年のライブ録画。
ややこしいリズムや変拍子が連続する曲なのだけれども(時には崩壊することも...)、トーマスはそんな素振りは一切見せずに、涼しい顔で本当に楽しげに指揮している。
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