ハチャトゥリアン~生涯と演奏(DVD)
DVD
■ ハチャトゥリアン~生涯と演奏
ピーター・ローゼン監督による、ハチャトゥリアンの生涯を描いたドキュメンタリー映画。
個人的な見所としては...
インタビューに、『悪名高い』フレンニコフが登場。
「あの時は仕方が無かった...」というようなことを喋り、この言葉に対して色々言うこともできるだろうけれど、私たちは所詮は部外者だ。
ほんのわずかではあるけれど、「トランペット協奏曲」で有名なアルチュニアンがインタビューで登場。
また「ガイーヌ」、「スパルタクス」の舞台が映されるが(曲数も結構多い)、「ガイーヌ」のバレエ舞台は初めて観ました。
特典として作曲者(勲章をいっぱい着けている)の指揮によるソビエト国立響とロストロポーヴィチが共演した「コンチェルト・ラプソディ」の映像が収録されていて(白黒)、パワー全開の(当時の)ロシアン・サウンドが聴ける。
ホールではなくスタジオでの録画のよう。メーキングによると、これはロストロポーヴィチが国外追放になったときに破棄を命ぜられたフィルムらしいが、こっそり保管されていたという貴重品らしい。
その他、ショスタコーヴィチなども登場。ソビエト時代の音楽に興味のある人は是非。
| 固定リンク
コメント