都響B定期(アラン・ギルバート)
◆ 東京都交響楽団 第801回定期演奏会
指揮:アラン・ギルバート
武満徹作曲/トゥイル・バイ・トワイライト-モートン・フェルドマンの追憶に-
シベリウス作曲/交響詩「伝説(エン・サガ)」
ワーグナー作曲(ギルバート編)/指環の旅~楽劇「ニーベルングの指環」より
サントリーホールにて。
何と言ってもシベリウスが良かった。
曲の後半部からホルンを8本に増強。曲想の変化、モダンな響き、思い切り大きく表情を付けたドラマチックな音楽。後期の曲や交響曲では通用しないだろうけれども、初期のこの曲であればこそ。
後半の「リング」は「ワルキューレの騎行」から始まり1時間弱。有名どころを繋ぎ合わせたもの。個人的に普段はワーグナーは聴かないのだけれど、大編成の派手なオーケストラ曲として、それなりに楽しませてもらいました。ちなみに、バス・トランペットは外囿さん。
しかしながら、舞台裏で演奏されたジークフリートのホルンはビミョー...ギルバートさん7月の定期でマーラーの第5番を振られるようですけれども、ホルンのソロは大丈夫かと心配になってしまった。
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