フィンランド放送交響楽団(リントゥ)
◆ フィンランド放送交響楽団
指揮:ハンヌ・リントゥ
シベリウス作曲/交響詩「フィンランディア」
シベリウス作曲/ヴァイオリン協奏曲(独奏:諏訪内晶子)
シベリウス作曲/交響曲第2番
【アンコール】
シベリウス作曲/「ベルシャザールの饗宴」から「ノクターン」
シベリウス作曲/レンミンカイネンの帰郷
サントリーホールにて。フィンランドの指揮者、オケによるシベリウス。曲も定番中の定番。
アクションも大きく、ダイナミックにオーケストラをドライブするけれども、ドライで情に訴えるようなところがない。
交響曲フィナーレの第1主題はやたらとテンポが速いし、第2主題もそっけない。「こういうのもありか」と新鮮ではあるけれども、残るものが今一つない。
むしろアンコール2曲、静けさの中にフルートのソロが印象的な「ノクターン」、ひたすら前へ前へと突っ走る「レンミンカイネン…」のほうが合っていると思う。
リントゥさん、2008年と2015年に都響の定期演奏会に登場していて、プログラムのせいもあってか、その時はそれほど話題にならなかったようですが、今日の会場は大いに盛り上がりました。
ちなみにフルートのトップは日本人男性(Yuki Koyama さん)、トランペットの3番は日本人女性(Atsuko Sakuragi さん)でした。
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