都響定期(ナッセン&ゼルキン)
東京都交響楽団 第794回定期演奏会
サントリーホールにて。
指揮:オリヴァー・ナッセン
ナッセン作曲/フローリッシュ・ウィズ・ファイヤーワークス
シェーンベルク作曲/映画の一場面への伴奏音楽
武満徹作曲/精霊の庭
ブラームス作曲/ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:ピーター・ゼルキン)
ナッセンさん、髭もじゃ&巨漢で、杖をついてステージに現れ、その杖を指揮台の手すりに引っ掛けて指差し確認「OK!」。指揮は椅子に座られたまま。
前半は異なる曲想の『現代音楽』3曲。華やかなオープニング、劇的なシェーンベルク、繊細さを持つ武満。
しかし、ブラボーとも何ともつかない妙な叫び声が...先日のシェーンベルクのピアノ協奏曲(リットン指揮)の時といい、どうも、いろんな人が現れる。
後半のブラームスはピアノの『音』のせいなのか、最後までもやもやと、妙に馴染めない感覚が終始あって、曲が終わった後、拍手まで微妙な間(ま)があったのも、同じように感じた人も多かったのだろうか。
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