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ハチャトゥリアン 交響曲第1番

CD

 ■ A・ハチャトゥリアン作曲/交響曲第1番

 大学の卒業作品とはいうものの、メロディの情感やリズム、ハーモニーはハチャトゥリアンそのもの。民族性という所では、有名な「第2番」よりもよりストレートにハチャトゥリアン節が楽しめるかもしれない。

 3楽章形式だけれども、楽章内でテンポや曲想がひんぱんに変化するので、交響曲というよりもバレエ音楽のような雰囲気があり、実際に「ガイーヌ」のアイシェのテーマを思わせるような旋律も出てくる。

 これでもかとばかりのエンディングもハチャトゥリアンらしい。

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▲ A・ガウク指揮/モスクワ放送交響楽団

 1959年録音。

 録音年代は古いけれども音は聴き易い。オケのパワーも文句無しのイチ推し。


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▲ A・ハチャトゥリアン指揮/ソビエト国立交響楽団

 1975年ライブ録音。自作自演盤。

 この演奏もいいのだけれど、ライブ録音だけあって最後は息切れ気味。 


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▲ L・チェクナヴォリアン指揮/アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団

 1993年録音。

 荒っぽいけれど、勢いのある演奏。ただ、終楽章はさすがにテンポが速過ぎて、細かい音符を弾き(吹き)切れていない。

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