都響定期(リットン)
東京都交響楽団 第790定期演奏会
サントリーホールにて。
まさかのJR人身事故で電車が遅れ、前半は半ば諦めていたのだけれど、オーケストラのメンバーが入場するのと一緒に席に到着(ホッ)。
指揮:アンドリュー・リットン
シェーンベルク作曲/ピアノ協奏曲(ピアノ:ウィリアム・ウォルフラム)
ラフマニノフ作曲/交響曲第2番
前半、シェーンベルクの演奏後、ひっきりなしにダミ声で叫び続ける客あり。私には「ブラボー」に聞こえたけれども、どうやら演奏に対するブーイングだったらしい。
しかし、それは明らかに度を過ぎていて、休憩時間中も何やら騒然とした雰囲気。
気を取り直して、後半のお目当てのラフマニノフは指揮者の思い入れが十分に感じられた演奏。
リットンは大きな体を目いっぱい使い、最後はジャンプまでして、これでもかとばかりにドラマチックに仕立て、オケ(特に弦)の豊かな響きもあって、ロマンチックでゴージャスなサウンドを満喫しました。
| 固定リンク
コメント