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都響定期(カエターニ)

note 東京都交響楽団 第791回定期演奏会

 東京文化会館にて。

 20150629

 指揮:オレグ・カエターニ

  ブリテン作曲/ロシアの葬送
  タンスマン作曲/フレスコバルディの主題による変奏曲
  ショスタコーヴィチ作曲/交響曲第11番「1905年」

 ブリテンの曲は金管アンサンブル(4+3+3+1)と打楽器のための曲で、後半で演奏されるショスタコーヴィチ作品同様、ロシアの革命歌「同志は倒れぬ」が使われています。

 22歳の時の作品で、生前には出版されなかったものを、PJBEが蘇演して知られるようになったそうです。

 タンスマン作品は弦楽合奏のための曲で、主題と6つの変奏、フーガから成り、最後に主題が再現する。

 1937年の作ではあるけれども、元の主題の持っている雰囲気は壊さない、つまり『現代的』な雰囲気は持っていない曲。

 後半が派手な曲ゆえに、前半にこういった曲を持ってきたのは正解。

 で、メインの「1905年」。ショスタコーヴィチの交響曲の中では決して評価は高くないかもしれないけれども、単純に『体制迎合』では片付けられないものがあると思う。

 カエターニは速めのテンポで意外に淡々と曲を進め、第1楽章冒頭もキリキリするような緊張感は無くて、むしろ穏やかなものすらある。

 厳しさやロシア的な逞しさよりは、もっと明るく陽性な物を感じるけれども、金管、打楽器、鳴らすところは鳴らし、やっぱり、この曲はナマで聴くに限ります。

 フィナーレの鐘のインパクトは強いけれども、エンディングは?...字余り??

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