ヘンゲルブロック&ハンブルク北ドイツ放送響
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
サントリーホールにて。
指揮:トーマス・ヘンゲルブロック
メンデルスゾーン作曲/ヴァイオリン協奏曲(独奏:アラべラ・美歩・シュタインバッハー)
マーラー作曲/交響曲第1番「巨人」(ハンブルク稿)
この「ハンブルク稿」は初めて聴きました。
スコアを見たことは無いけれども、第2楽章に「花の章」を置いている以外にも、通常耳にする最終稿とはオーケストレーションやアーティキュレーションなど色々と異なっていて、また、第1楽章の導入部ではトランペットだけでなくホルンも舞台裏から演奏する。
「花の章」ではトランペット奏者はファースト・ヴァイオリンの後ろで立って演奏。これがスコアの指示かは不明です。
演奏は地味にも感じるけれど、9曲の交響曲を書いた作曲家の1作品としてではなくて、若かりし作曲家の意欲的な、若さも感じさせる作品をしてとらえられていた様に感じる。
アンコールは「ローエングリン」第3幕への前奏曲。
ちなみに、開演前のロビーでは、協賛のF社社員(?)の皆様がスーツ姿でズラッと並んでいて、招待客の出迎えしていました。
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