都響定期(ダウスゴー)
東京都交響楽団 第789回定期演奏会
サントリーホールにて。
指揮:トーマス・ダウスゴ―
サーリアホ作曲/クラリネット協奏曲(独奏:カリ・クリーク)
ニールセン作曲/交響曲第3番「広がりの交響曲」
サーリアホはフィンランドの作曲家(女性)。会場にもいらしていました。
そのクラリネット協奏曲は本邦初演。
ステージは終始照明を落として、神秘的なオーケストラの響きから、どこからともなくクラリネットの音が聞こえてくる。
やがて客席に現れたソリスト。楽器を吹きながらステージへ。
ステージ上でひとしきりパフォーマンスを繰り広げた後、また客席へと戻り、時が止まったように曲が終わる。
演劇、あるいはオペラのような『パフォーマンス』として、とても面白かったです。
アンコールは楽器を構えて何を吹くのか...と思ったら、楽器を2つに分解してお仕舞い。
後半のニールセンはお得意の曲なんでしょう。
スコアは見ずに暗譜で。エネルギッシュに全身で見事にオーケストラをドライブしてしました。
是非、また客演してほしい指揮者です。
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