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都響定期(ダウスゴー)

東京都交響楽団 第789回定期演奏会

 サントリーホールにて。

 20150529

 指揮:トーマス・ダウスゴ―

  サーリアホ作曲/クラリネット協奏曲(独奏:カリ・クリーク)
  ニールセン作曲/交響曲第3番「広がりの交響曲」

 サーリアホはフィンランドの作曲家(女性)。会場にもいらしていました。

 そのクラリネット協奏曲は本邦初演。

 ステージは終始照明を落として、神秘的なオーケストラの響きから、どこからともなくクラリネットの音が聞こえてくる。

 やがて客席に現れたソリスト。楽器を吹きながらステージへ。

 ステージ上でひとしきりパフォーマンスを繰り広げた後、また客席へと戻り、時が止まったように曲が終わる。

 演劇、あるいはオペラのような『パフォーマンス』として、とても面白かったです。

 アンコールは楽器を構えて何を吹くのか...と思ったら、楽器を2つに分解してお仕舞い。

 後半のニールセンはお得意の曲なんでしょう。

 スコアは見ずに暗譜で。エネルギッシュに全身で見事にオーケストラをドライブしてしました。

 是非、また客演してほしい指揮者です。

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