ソヒエフ&トゥールーズ・キャピトル国立管
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
ミューザ川崎にて。
指揮:トゥガン・ソヒエフ
F・ショパン作曲/ピアノ協奏曲第1番(独奏:ユリアンナ・アヴデーエワ)
R=コルサコフ作曲/交響組曲「シェヘラザード」
素晴らしい「シェヘラザード」が聴けました。ソヒエフ、いいです!
ダイナミックだけではなく繊細な表情もあり、響きが荒くなったり、力づくにならないのは、このオーケストラ故か。
アンコールもそうなのだけれど、煽っているようで意外に上品な音が聴こえてくる。
管楽器のソロも◎。打楽器でシンバルを担当していたヒゲのオジサンがいい味を出していました。
そして、何と言ってもヴァイオリンのソロを担当したコンミス嬢。
あたかもシェヘラザード姫がヴァイオリンを奏でているような風情でした。CDであれば、どんな人が弾いてようが関係ないんですが...。
プラッソンの後任にソヒエフが就任した時は「何で?」と思ったのだけれど、とても相性がいいようです。「展覧会の絵」も聴きたかった...。
アンコールは「カルメン」第3幕への間奏曲、「くるみ割り人形」から「トレパーク」、そして最後は(やっぱり)「カルメン」前奏曲。
ちなみに、スポンサーのT社関係者が多く来場されていたようで(私の周りにも多数)、会場は満員でした。
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