ヤノフスキ&ベルリン放送響
ベルリン放送交響楽団
サントリーホールにて。
指揮:マレク・ヤノフスキ
ウェーバー作曲/歌劇「オベロン」序曲
シベリウス作曲/ヴァイオリン協奏曲(独奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン)
ブラームス作曲/交響曲第1番
オケも指揮者も初めてだったけれども、とても楽しめました。
重厚なブラームスなのかと思っていたら、第1楽章の冒頭のフワッとした出だしにビックリ。
主部へ入っても速いテンポがキープされて、巨匠風の『溜め』や見得を切るような大袈裟さが無い、年寄り臭くないブラームス。
第2楽章以後も同じで、ややもすると落ち着きがちなオーケストラを煽るように前へ進めていく。
終楽章、ティンパニの力強い連打からのコーダ。ずっしりとしたサウンド。見事に曲を締めてくれました。
オケは何と言っても弦楽器の音がいいです。
アンコールは交響曲第3番の第3楽章(「ブラームスはお好き」の曲)。
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