都響定期(ブラビンズの英国音楽)
東京都交響楽団 第776回定期演奏会
サントリーホールにて。
指揮:マーティン・ブラビンズ
R・V・ウィリアムズ作曲/ノーフォーク狂詩曲第1番
B・ブリテン作曲/ピアノ協奏曲(ピアノ:スティーヴン・オズボーン)
W・ウォルトン作曲/交響曲第2番
演奏される機会が少ない、イギリスの近現代作品を集めたプログラム。
最初に演奏された「ノーフォーク狂詩曲」は民謡をベースにした作品で、抒情的な音楽の間に行進曲風の中間部を挟んだ「緩ー急ー緩」形式、演奏時間10分程度。
これが、紛れもないRWVの『イギリス民謡系』の音楽で、とても面白い!
シニカルで不安げな雰囲気も漂うブリテンの協奏曲。ウォルトンは第1交響曲や映画音楽などとは異なる、シリアスでモダンな響きの音楽。
これらの難曲をソリストも含めて見事に聴かせてくれました。
何はともあれ、ブラビンズさん、いいです。
来月のウォルトン「交響曲第1番」他が俄然楽しみになってきました。
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